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【小学生】プログラミングスクールの習い事は高い?料金相場は?安く通うために必要なこと。

プログラミングスクール
小学生 料金 相場

小学生のプログラミングの習い事があるらしいけど、月謝はどれくらいなの?」

「プログラミングスクールって他の習い事と比べて安いのかしら?」

小学生が安くプログラミングを学ぶ方法はないの?」

そんな疑問に答えるべくこの記事では、プログラミングスクールの料金の相場とその内訳、スクールごとの料金の比較をまとめています。

また、他の習い事の相場との比較や、安くスクールに通うための方法を紹介しています。

小学生の習い事に迷っている保護者の方や、プログラミングをお子さんに習わせたい保護者は必見です。

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プログラミングスクールの料金の相場

結論からいうと、プログラミングスクールの相場は月額10,000円〜30,000円です。

ただし、プログラミングスクールにかかる費用には、スクールごとに大きく幅があります

値段に幅がある理由は、一口にプログラミングスクールと言っても、授業形態や教材がスクールによって全く異なることによるものです。

プログラミングスクールを選ぶ際は、プログラミングスクールの全体的な相場よりも、学ばせたい内容と価格をトータルで判断してスクールをひとつひとつ見ていく必要があります。

小学生の習い事平均月額費用との比較

小学生といえば、学校の学習以外に習い事をさせる家庭が多いと思います。ソニー生命の2022年の調査や、ベネッセコーポレーションの2024年の調査によると、小学生の習い事の費用は、平均約15,000円程度になるようです。

出典元:【2024年版】小学生に人気の習い事ランキング!平均費用や習っている数も紹介

出典元:習い事の費用相場はどれくらい?予算内に抑えるには? | 千葉県のローカルメディア「チイコミ!」

プログラミングスクールの月謝の相場は10,000~30,000円でしたので、習い事の中では標準〜少し高めの水準と言えるでしょう。

ちなみに、ベネッセの調査では、小学生がやってみたい習い事の1位が「プログラミング」となっています。

筆者
筆者

プログラミングスクールは、習い事の中では少し高い部類。それでも、子供や保護者から注目されている習い事です!

プログラミングスクールにかかる費用

ここからは、プログラミングスクールにかかる費用をトータルで見ていきましょう。
プログラミングスクールには、月謝(受講代)のほかにもいくつかかかる費用があります。

プログラミングスクールでは、以下の費用がかかります。

  • 入会金
  • 授業料
  • 教材費
  • パソコン代(レンタル代含む)

内訳について、詳しく見ていきましょう。

授業料の相場と傾向

一般的なプログラミングスクールの受講料(月謝)は10,000〜30,000円程度になります。
金額に非常に幅がありますので、プログラミングスクールを検討するなら一番に気になるところだと思います。

プログラミングスクールの授業料は、スクールによって異なりますが、授業料には以下の傾向があります。

  • 都市圏の教室は高くなる傾向
  • 授業時間が長いと高くなる傾向
  • 月の授業回数によって月額が変わる
  • オンライン「専門」スクールだと安くなる傾向
  • 自習型のスクールは割安(5,000円程度)

入会金の相場

プログラミング教室の入会金は、設定しているなら10,000円以上のスクールが多いです。
ただし、キャンペーンなどで割引・無料になるケースが多いです。プログラミングスクールの体験を受ける際にはしっかり確認する方が良いでしょう。

無料体験や説明会に参加することで、入会金割引の情報を得られることもあります。

教材費

プログラミングスクールでは、受講料(月謝)のほかに教材費がかかる場合が多いです。
プログラミングの教材費は、教材プログラムの登録料やマイクラやプログラムのアカウント代、そしてロボット代にかかる場合が多いです。

教材費の相場は、1,000 円程度のところもあれば、年間60,000円かかるところもあるなど、スクールごとに大きく幅があります。

筆者
筆者

スクールごとの費用で一番幅があるのがこの教材費です!

特にロボットを使うプログラミング教室は、ロボットの教材費が高額になる傾向にあります。
教材費は、入会時に一括で購入する場合と、月々の月謝に追加で月毎の払い方をすることがあります。

なにも考えずにスクールを選ぶと、授業料と教材費を合わせて月々の支払いが非常に高額になる可能性がありますので、かかる費用はしっかり確認しましょう。

パソコン代

プログラミングスクールのほとんどはパソコンかタブレットを必要とします。

パソコンはスクールがレンタルしてくれる場合もありますが、長期的にはお子さん自身のパソコンを買うことをお勧めします。

関連記事:【小学生向け】プログラミングにおすすめのパソコンの選び方 iPadでもできる?

スクールごとのかかる費用の比較

ここからは、プログラミングスクールのうち、人気の高い6社7コースにかかる料金をまとめ、比較していきたいと思います。

以下の7つの小学生向けプログラミングスクールのコースについて、月謝・教材費・入会金・その他費用を一覧表にまとめました。

料金は全て、各スクールの標準的な小学生コースを基準としています。

スクール名入会金月謝(税込)教材費等

デジタネ
なし3,980円~(無制限自習型)マイクラJava版 3,960円(必要な場合)
【LITALICOワンダー】
ゲームコース
16,500円通学 29,700円~(週1回)
オンライン 22,000円~(週1回)
無料
【LITALICOワンダー】
ロボットコース
16,500円通学 29,700円(週1回)初級 36,500円
上級 69,520円
テックマイン11,000円11,000円~33,000円なし(教材費込み)
アンズテック10,780円9,350円(月2回)
13,200円(月3回)
17,050円(月4回)
教材費 1,650円
年会費 11,000円
N Code Labo11,000円通学 33,000円~(週1回)なし
STEMON16,500円ベーシック: 11,330円(月2〜3回)
プロロボ 15,730円(月2〜3回)
教材費 1,100円/月
ロボコン代5,500円/年
施設管理費800円

スクールごとに月謝に差がある理由

上記で見たように、大手のプログラミングスクールを比較してみても、料金に差があることがわかります。では、なぜ、料金が異なるのでしょうか。

時間や週に通える回数が違う

プログラミングスクールの料金は、月あたりの授業時間や週に通える回数によって大きく変動します。

スクール名1レッスンの
授業時間
デジタネ自己学習形式
リタリコワンダー教室:90分
オンライン:60分
テックマイン50分
アンズテック90分
N Code Labo90分
Code Land by プロキッズ50分
STEMON60分
(一部校舎では90分)

一般的に、授業時間が長くなればなるほど、また週に複数回通うプランを選択するほど、月謝は高くなる傾向にあります。これは、講師の人件費や教室の利用時間が増えるためです。

例えば、週1回90分の授業と週2回60分の授業では、後者の方が総授業時間は長くなり、それに伴い月謝も高くなることが多いです。

月額費に差がある理由は、スクールに通える時間に差があるというのも一つの要因です。

オンラインか通学かによって違う

プログラミングスクールの料金は、「オンライン形式」と「教室に通う形式」のどちらを選ぶかによっても大きく差が出ます。 一般的に、オンライン専門のスクールは、通学型のスクールに比べて月謝が安価な傾向にあります。

オンラインスクールが安い理由は、教室の維持費(家賃や光熱費など)がかからないこと、また、講師の採用範囲が広がるため人件費を抑えられることが挙げられます。

自宅から気軽に受講できるため、送迎の手間や交通費も不要になるというメリットもあります。

自宅のPCやタブレットを使って、自分のペースで学習を進めたいお子さんや、送迎が難しい保護者の方にとっては魅力的な選択肢です。

一方、教室に通う形式のスクールは、オンラインに比べて月謝が高めですが、その分、講師から直接指導を受けられる安心感や、他の生徒と一緒に学ぶことでモチベーションを維持しやすいというメリットがあります。

ロボット教材を使うかどうかによって違う

ロボット教材を使うプログラミングは、高価なロボット本体や部品が必要になるため、通常のプログラミングコースに比べて教材費が高額になる傾向があります。入会時に数万円の教材費が一括で発生したり、月々の月謝に上乗せしてレンタル料や教材管理費がかかったりするケースが多いです。

しかし、ロボットを使ったプログラミングは、単にプログラミングの知識を学ぶだけでなく、ロボットを組み立てることで立体的な思考力空間認識能力を養い、実際にモノが動く喜びを体験できるという大きなメリットがあります。特に低学年の子どもたちには非常に人気があります。

マンツーマン指導か集団指導かによって違う

プログラミングスクールにおける指導形式は、大きく「マンツーマン指導」と「集団指導」に分けられ、これが料金に大きく影響します。

マンツーマン指導は、講師が生徒一人ひとりに付きっきりで指導を行う形式です。きめ細かい指導を受けることができる一方、講師の時間を独占するため、人件費がかかり、月謝は高額になる傾向にあります。

一方、集団指導は、複数人の生徒が同時に授業を受ける形式です。一度に多くの生徒を指導できるため、マンツーマンに比べて月謝は安価に設定されています。
個別の進捗に合わせた指導は難しく質問の機会も限られるというデメリットはありますが、他の生徒と一緒に学び、互いに刺激し合う機会が得られるメリットもあります。

プログラミングスクールを安くする方法はある?

授業回数を少なくする

前述した、スクールごとの料金比較では、週に1回(月4回)での月謝を想定しまとめました。

しかし、プログラミングスクールの中には、月2回、月1回に授業回数を減らすことで、月謝を抑えることができるものもあります。

大手のプログラミングスクールの中で、週1回(月4回)よりも少なくできるスクールは以下の2校があげられます。

スクール名月額(税込)
アンズテック月2回: 11,000円
月4回: 18,700円
N Code Labo隔週:14,300円
週1回:22,000円

筆者
筆者

授業回数が少なくなることで、スキルの習得に時間がかかることになるのは注意が必要です!

オンライン専門のスクールを利用する

オンライン専門のスクールでは、人件費や教室の家賃がない分、授業料が安くなる傾向があります。
ただし、オンライン専門ではなく、通学型のスクールがやっているオンラインコースは、少し割高な傾向があります。おそらく、通学型の教室の維持費にコストがかかっているからだと考えられます。

プログラミングの学習を安く抑えたいのであれば、オンライン専門のスクールをチェックしてみましょう。

オンライン専門のスクールは例えば以下のスクールがあります。

オンライン専門
スクール
月額(税込)
アンズテック月2回: 11,000円
月4回: 18,700円
テックマイン月4回:16,500円〜

自習型のスクールを利用する

デジタネ」や「Z会プログラミングコース」はいわゆる自習型のスクールになります。動画やテキストで学習するので、講師の先生の指導は基本的にありません。その分費用は他のスクールよりも格段に安くなります。

オンライン専門
スクール
月額(税込)
デジタネ3,980円〜
Z会プログラミング
スクール
4,980円〜

ただし、自習型は自宅での保護者のサポートが必要不可欠です。お子さんが途中でつまずいた際に、保護者がどこまでサポートできるかが継続の鍵となります。お子さんが自律的に学習を進められるタイプかどうかも考慮して検討しましょう。

↓関連記事

割引やキャンペーンを利用して入会金を減らす

多くのプログラミングスクールでは、入会金無料キャンペーンや、体験レッスン後の入会特典などを実施しています。
気になるスクールが見つかったら、まずは無料体験に参加してみたり、資料請求をして最新のキャンペーン情報を確認してみましょう。
これにより、初期費用を大幅に抑えることができます。

まとめ

最後までお読みいただきありがとうございます。

プログラミングスクールの料金体系は複雑で、スクールごとに異なるため、お子さんに合った学習内容も考えながら、納得できる料金のスクールを探していく必要があります。

プログラミングスクールの費用を安くしていきたいのであれば、オンラインのスクールを選んだり、自習型のスクールを選んでいく方法があります。

この記事が、皆様のプログラミングスクール選びの参考になれば幸いです。

  • この記事を書いた人
れい@このブログの筆者

れい@おうちでプログラミング

小学生の長男と未就学の男子2児のママ。 小学生の長男がプログラミングに興味をもったことをきっかけに、自身も一緒にプログラミングを学習。 「おうちで楽しくプログラミング」を目標に日々発信。 元小学校教諭。教えること・考えることが大好き。

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