
「うちの子、ロブロックスが好きなんだけど、何か学びに生かせないかな?」
「ロブロックスでプログラミングができるらしいけど、どうすればいいの?」
「低学年でも、ロブロックスでプログラミングって学べるの?」
そんな親御さんの悩みを解決したいと思いこの記事を書きました。
筆者自身は、息子が小2でプログラミングを始めたのをきっかけに、半年以上一緒にプログラミングを勉強しています。
息子が一番好きなゲームがロブロックスであり、筆者自身も何度も一緒にロブロックスをプレイしています。
この記事では、小学生がロブロックスでプログラミングを学ぶメリットや、低学年のお子さんでも無理なくロブロックスのプログラミングを学べる方法をお伝えしています。

お子さんの「ロブロックス好き」を学びに活かしたい方はぜひ最後までお読みください。
目次
結論
Roblox(ロブロックス)でプログラミングをすることは、「楽しい」、「コードを書く量が少ない」、「英語に触れることができる」という大きなメリットがあり、とてもおすすめです。
プログラミングを学ぶ方法は、大きく2通りです。
簡単な英語・タイピングができるお子さんは、動画や書籍で学ぶのがおすすめです。
タイピングや英語に不安があるお子さんや、独学で学ぶのが難しいお子さんには、プログラミングスクール「デジタネ」の教材「ロブクラッチ」がおすすめです。
ロブロックスってなに?

ロブロックスは世界中の人と遊べるゲームのプラットフォーム

Roblox(ロブロックス)は、世界中のユーザーと共に遊べるオンラインプラットフォームです。他者が作ったゲームで遊べるだけでなく、自分でもゲームを作成できます。毎日のように新しいゲームが登場し、ユーザーは自由にプレイして楽しめます。
基本プレイは無料で利用できるため、世界中で人気があるプラットフォームです。公開されているゲームは、一般ユーザーだけでなく、スポーツブランドのNIKEや、自動車メーカーのHondaといった企業も自社開発のゲームを公開しています。
関連記事:Roblox(ロブロックス)って何?小学生が行う際の注意点や安全な楽しみ方を徹底解説
ゲームを世界中に公開できる

ロブロックスの大きな魅力は、作ったゲームを世界に公開できること。自分の作品を他のユーザーに遊んでもらうことで、高評価やゲーム内通貨のRobux(ロバックス)が得られることもあります。
遊んでもらったり、報酬を得られる動機づけから、面白いゲームがどんどんロブロックス内に生まれていきます。
子供の学びになる
ロブロックスでは、Roblox Studioという制作ツールで、自分のアイデアを形にできます。Roblox Studioはゲーム制作の自由度が非常に高いです。ブロックを組み合わせてコースを作ったり、素材を配置してオリジナルの世界観をつくったりできます。
近年では、ロブロックスの自由度を活かして、ロブロックスを子供の学びにしようという動きが出てきています。日本国内では、いくつかのプログラミング教室でロブロックスを題材にしているところが増えてきました。また、欧米の学校では、ロブロックスを小学校の課題にした事例もあるようです。

ただの遊びではなく、創造力・論理的思考を育む学習ツールとして認められてるんだね。
ロブロックスでプログラミングってどんな感じ?

ロブロックスでは、ゲーム制作の過程でプログラミングを行います。ゲームに必要な仕掛けはプログラミングで作られているのです。
ブロックに仕掛けをプログラミングできる


ロブロックスのゲームを作ることができるRobloxStudio(ロブロックススタジオ)では、ステージや足場などの『オブジェクト』を配置して自分だけの世界を作り上げていきます。このオブジェクトにプログラミングで仕掛けを追加すると、ゲームらしい動きが生まれます。
定番のロブロックスの仕掛けは例えば、以下のようなものがあります。
- キャラクターのジャンプ力や移動スピードを変える
- すり抜ける足場や動く足場を作る
- 制限時間やゴール判定を追加する
- 触れるとゲームオーバーになる障害物を作る

基本の仕掛けだけでも、十分に遊べるゲームを作れます。基本の動きに慣れてきたら、より複雑な処理をプログラミングすることも可能です。
英語のテキストプログラミング言語「Lua」を使う。

ロブロックスのプログラミングには「Lua(ルア)」という言語を使います。Luaはゲーム開発で広く使われており、読みやすく軽量なのが特徴です。
Luaが使用されているゲーム例
- ドラゴンクエストX
- ファイナルファンタジー
- ソニックワールドアドベンチャー 等
「Lua」テキストで書くため英語の単語に触れますが、使う単語は限定的です。ゲームを作りたい気持ちがあれば、必要な文法や単語は自然と身についていきます。

小2の息子でも、隣で教えながらやれば、英語もなんとなく理解しながらプログラミングできました。
コードなしプログラミングの教材がある

Roblox Studioでのプログラミングは、通常はLuaによる英語でのコーディングになります。
英語のテキストではなく、ビジュアルプログラミングでロブロックスのプログラミングを学ぶ方法もあります。
オンラインスクール「デジタネ」の教材ならば、ロブロックスのプログラミングを、コードなしでブロックを操作してプログラミングすることができ、低学年から簡単にロブロックスでのプログラミングが学べます。
デジタネの教材については、後ほど詳しく説明します。
小学生がプログラミングを学習するメリット

2020年から小学校でもプログラミング教育が必修化されていることからわかるように、お子さんがプログラミングを学習することで得られるメリットは以下のことが挙げられます。
- 論理的思考力が身に付く
- 問題解決能力が身に付く
- 創造力がつく
- ITスキルが高まる
- 将来の幅が広がる
小学生段階でプログラミングを学ぶことにはこれだけ多くのメリットがあります。
プログラミングを小学生のうちから学ぶことは、様々な力が身につき、「生きる力」の育成につながっていきます。
関連記事:小学生にプログラミングは必要?親が知っておきたいプログラミングを教えるメリット
小学生がロブロックスでプログラミングを勉強するメリット

プログラミング教育が、小学生に対して有益なのは間違いありません。
プログラミングを学ぶ題材は数多くあります。その中で、ロブロックスを題材にしてプログラミングをする独自のメリットもあります。
楽しくプログラミングが可能
ロブロックスでプログラミングを学ぶ一番のメリットは楽しく学べるというところ。
ロブロックスでプログラミングをしていると、遊びの中で学びが生まれ、プログラミング学習のモチベーションが続きやすいです。
ロブロックスが好きならばプログラミングの勉強をするのにロブロックスを利用しない手はありません。楽しくゲームを作り続けることで、自然とプログラミングの基礎の理解が深まったり、創造性がふくらんできたりします。
コードを書く量が少ない
実は、ロブロックスでは、そこまでたくさんのコードを書かなくてもゲームを作ることができます。
Roblox Studioは、オブジェクトの配置や基本的な設定の多くを「GUI(画面操作)」で行えます。プログラミングが必要なのは「仕掛け」の部分が中心。仕掛けによく使うプログラミングのパターンを覚えるだけでも、十分にゲームを形にすることができます。
↓「ブロックに触れたらゲームオーバー」になるプログラミング(命令)。数はかなり少ないと思います。


我が家の当時小2の子も、コピペや真似から入り、少しずつ自分でアレンジできるようになりました。
英語に触れられる
Roblox Studioで使われるプログラミング言語「Lua」は英語テキストで記述する言語になります。当然、英語をまだ覚えていない小学生にとってはハードルが高く感じると思います。
しかし、プログラミングはもともと、自分のゲーム作りを実現するための手段です。ロブロックスでゲーム作りをするのが好きなお子さんであれば、必要な英語は自然と覚えていきます。ロブロックスがきっかけで、英語に興味を持つという効果も期待できます。

Roblox Studioで使う英単語は簡単な単語が多いので理解するのはそこまで難しくありません。
小学生がロブロックスのプログラミングを学習する方法

動画で学ぶ
プログラミングを覚えたければ、まずは動画学習が王道です。画面操作が多いロブロックスは、画面を映しながら真似する動画との相性が良いです。動画を止めたり、巻き戻したりしながら、同じ手順を実践して理解を深めていきましょう。真似して学ぶのであれば、動画が一番わかりやすいので、動画で学びながら自習するというのが王道でしょう。
ただし、ロブロックススタジオの説明動画は、子供向きの動画は少ないです。動画学習は、ある程度パソコン操作に慣れたお子さんか、保護者がお子さんと一緒にできる場合に有益な選択肢になります、。
↓おすすめプログラミング講座
ゲームの種類を知る目的なら、有名配信者のプレイ動画で「こんなゲームの種類があるんだ」というイメージをつかむのも有効です。
書籍で学ぶ
ロブロックスのプログラミングを書籍で学ぶという学習方法もあります。ロブロックスによるゲーム制作に関する書籍は多く出版されています。プログラミングを
書籍で学ぶメリットは、以下の点が挙げられます。
- 動画よりもはるかに情報量が多い
- ゆっくり自分のペースで学習できる。
書籍を選ぶ際は「1本のゲームを一緒に完成させる」タイプがおすすめです。作例の通りに進めるだけで達成感を得られ、次の応用に進みやすくなります。
筆者のおすすめの本はこちら。↓
この本では、基本的なロブロックスのプログラミングを使って、簡単なゲームを作ることができます。
非常に丁寧に書かれているので、テキストコードでプログラミングをしたいお子さんの最初の1冊としてはおすすめです。

ロブロックスに関する本はたくさん出ているので、お子さんに合った本を探してみましょう。
デジタネの「ロブクラッチ」で学ぶ※低学年におすすめ
実は、ロブロックスでプログラミングをするのには、以下のようなお子さんにはハードルが高いです。
- 英語にまだ慣れていない
- タイピングがまだまだゆっくり
- パソコン操作がおぼつかない
Roblox Studioが、ある程度パソコン操作に慣れている人向けであり、いわゆるパソコン初心者の方や、低学年のお子さんだと操作の部分でつまづいてしまうことが予想できます。
こういったお子さんには、オンラインスクール「デジタネ」の独自教材「ロブクラッチ」が最適です。「ロブクラッチ」では、スクラッチのようにビジュアルプログラミングでロブロックスの仕掛けを作れるように改良されているため、タイピング不要で直感的に学べます。

当時小2の息子も、プログラミングにハマったきっかけがデジタネの「ロブクラッチ」でした。


全部ひらがなで書かれていて、タイピングも必要ないので、初心者のお子さんでも簡単にロブロックスのプログラミングができます!
初心者向けの「ロブクラッチ」だけでなく、中級者向けのテキストコーディングのロブロックスの教材もデジタネ内にあるので、自然とステップアップしていくことができます。
デジタネはサブスク型のオンラインスクールで、ロブロックス以外にもマインクラフトやスクラッチなどの教材が最安月額3,980円で学び放題です。14日間の無料お試しがあるので、「まずはロブロックスやプログラミングに触ってみたい」というご家庭も試してみて損はありません。
参考記事:【高コスパ】デジタネの料金って安いの?他スクールと料金やシステムを徹底比較。解約の仕方もポイント。
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まとめ
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ロブロックスでのプログラミングは、小学生でも楽しくプログラミングに触れることができる良い手段です。
プログラミングで一番大事なことは「とにかくやってみる」ことです。楽しくやりながら、試行錯誤をしていくことで、プログラミングの考え方が自然と身についていきます。
ぜひ、お子さんと一緒にプログラミングに挑戦してみてください!