子ども向けプログラミングスクール17選！おすすめ教室を徹底解説【2025最新版】

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「子どもにプログラミングを習わせたいけど、どこに入ればいいかわからない・・・」

「小学生向けのプログラミングスクールってどんな種類があるの？」

「検索しても企業サイトばかり出てきておすすめがわからない」

そんなことを悩んでいる小学生のお子さんをもつ親御さんも多くいらっしゃるかと思います。

小学校でプログラミング教育が必修化されたこともあり、プログラミングについて学ばせてあげたい、準備したいと思う家庭が増えてきました。一方で、親自身がプログラミングに詳しくないので、プログラミングスクールでを検討しようかと思っている親御さんも多いハズ。

でも、いざプログラミングスクールを探そうと思っても、たくさんの教室があって、どこがお子さんに合っているのか、正直迷ってしまいます。月謝は？対象年齢は？オンラインと対面、どっちがいいの？パソコンに詳しくない私でも大丈夫かしら…？など、疑問や不安は尽きないものです。

この記事では、親自身もプログラミング初心者ながら、小学生の息子といっしょにプログラミングスクール選びで悩みに悩んだ経験のある筆者が、子どもむけプログラミングスクールのおすすめ17社の特徴を徹底的にまとめています。さらに、お子さんの興味関心や・ご家庭の状況に応じた、プログラミングスクールのジャンル分けや、を提案しています！

プログラミング未経験のお子さんはもちろん、パソコンの知識に自信がない親御さんでも安心して選べるように、難しい専門用語はなるべく使わず、わかりやすく解説していきます。

お子さんにプログラミングスクールを習わせたい、プログラミング教育に興味がある親御さんはぜひ最後までお読みください。

小学生が通えるおすすめプログラミングスクール17選

まずは、今回ご紹介するおすすめのプログラミングスクール17社は以下の通りです。

スクール名	通学方法	月謝目安(税込)	初期費用目安(税込)	特徴
LITALICOワンダー　　→詳細	対面 オンライン	29,700円～	16,500円	オーダーメイドカリキュラム、多様なコース（ゲーム、ロボット、3Dプリンタ等）、学びの選択肢が多い
STEMON (ステモン) →詳細	対面	8,800円～	11,000円～	STEAM教育、物理・工学の原理を学ぶ、ブロックやロボットを使用
QUREO (キュレオ) ⇨詳細	対面 オンライン	11,000円～	教室による 入会費・教材費	ゲーム作りを通して学ぶ、大学入試を見据えた本格的な内容、全国に教室多数
デジタネ ⇨詳細	オンライン 通信教育に近い	3,980円～(年一括)	なし	マインクラフトやディズニーコースが人気、動画教材で自分のペースで学べる
Crefus (クレファス) ⇨詳細	対面	11,000円～	16,500円～(入会金)	ロボット製作中心、科学技術を学ぶ、ロボット競技会への参加も
アンズテック ⇨詳細	オンライン	8,500円～	11,000円(入会金) 1,500円 (教材費)	少人数制またはマンツーマン、丁寧な指導、ゲーム開発やWeb制作など幅広いコース
Z会プログラミング講座 ⇨詳細	通信教育	4,980円～	教材費が月謝に込	有名なZ会が提供、KOOVというブロック教材を使用、段階的に学べるカリキュラム
Codeland (コードランド) ⇨詳細	オンライン	8,800円～(月2回)	3,300円	Scratch,Webサイト,スマホアプリ,ゲームなど幅広いコースを用意している。マンツーマン指導。
Tech Kids School ⇨詳細	対面 オンライン	25,300円(月3回)	27,500円(入会金)	サイバーエージェント運営、本格的なプログラミングスキル習得。短期講習もある。
STAR Programming SCHOOL ⇨詳細	対面	11,000円～	6,600円(入会金)	ショッピングセンター内で通いやすい、タブレット・PCコースあり、初心者向け
ヒューマンアカデミー ジュニア ⇨詳細	対面	9,900円～	11,000円～	ロボット教室が有名、プログラミングコースも充実、全国に教室1700以上
プログラミング教育 HALLO ⇨詳細	対面 オンライン	14,850円～	33,000円～	やる気スイッチグループ運営、個別最適化された教材「Playgram」、コーチによる伴走
Tech Teacher kids ⇨詳細	オンライン	11,000円～	11,000(入会金)	マイクラ特化のオンライン教室、テキストベースの本格的なコーディング
CodeCampKIDS ⇨詳細	対面 オンライン	11,000円～	11,000円	寺子屋型指導が特徴、一人ひとりに合わせた指導
ロッボクラブ ⇨詳細	対面 オンライン	15,800円～	11,000円～	フィンランド式教育メソッド、ロボット/プログラミング/3D 英語ネイティブ講師。
N Code Labo ⇨詳細	対面 オンライン	27,500円～(通学)	11,000円	ドワンゴ運営、ゲーム/Web/アプリ/AIなど本格的、創造力を重視、レベル別クラス
アーテックエジソンアカデミー ⇨詳細	対面	10,000円前後～(教室による)	44,000円（※教室による。入会金・教材費など）	教材メーカー運営、アーテックブロック使用、ロボットプログラミング中心、全国のFC教室で学べる

※上記は2025年4月時点の調査に基づいた情報です。料金やコース内容は変更されることがありますので、必ず各スクールの公式サイトで最新情報をご確認ください。

【小学生にプログラミング学習をおすすめする理由】

「プログラミングって、将来エンジニアとか特別な仕事に就く子に必要なんでしょ？」 「うちの子にはまだ早いんじゃないかしら？」そう思われるお母さんもいらっしゃるかもしれません。

しかし、実はプログラミング学習は、特定の職業を目指す子だけでなく、すべての子どもたちにとって、これからの時代を生きる上で大切な力を育む素晴らしい機会です。

具体的にどんな力が身につくのか、いくつかご紹介します。

1. 論理的に考える力（プログラミング的思考）が身につく

プログラミングは、コンピューターに「こう動いてほしい」という指示を、順序立てて正確に伝える作業です。例えば、「キャラクターを右に3歩動かして、ジャンプさせる」といった具合です。

コンピュータに命令する過程で、「どうすれば効率的に動かせるか」「もし〇〇だったら、どう動かすべきか」など、筋道を立てて考える練習が自然とできます。筋道を立てて考える力は、算数の文章問題を解いたり、日常生活で計画を立てたりする場面でも役立つ「論理的思考力」そのものです。小学校で必修化された「プログラミング的思考」も、まさにこの力を育むことを目的としています。

2. 問題解決能力がアップする

プログラミングをしていると、思った通りに動かないことがよくあります。「あれ？なんで動かないんだろう？」「どこが間違っているのかな？」と、エラーの原因を探し、試行錯誤しながら解決策を見つけ出す経験をたくさんします。この「うまくいかない原因を分析し、どうすれば解決できるか考え、実行する」というプロセスは、まさに問題解決能力を鍛えるトレーニングになります。勉強やスポーツ、友達関係など、これから子どもたちが直面する様々な壁を乗り越える力につながります。

3. 創造力が豊かになる

プログラミングは、自分のアイデアを形にできる「ものづくり」のツールです。「こんなゲームがあったら面白いな」「こんな動きをするロボットを作りたいな」という自由な発想を、実際に自分の手で作り上げることができます。

まっさらな画面からゲームを作成したり、あるいはブロックを組み合わせたりして、世界に一つだけのオリジナル作品を生み出す経験は、子どもたちの創造力を大きく刺激します。

4. デジタル社会への理解が深まる

スマートフォン、ゲーム機、家電など、私たちの身の回りにはプログラムで動いているものがたくさんあります。プログラミングを学ぶことで、これらのものが「どういう仕組みで動いているのか」を少しずつ理解できるようになります。ただ使うだけでなく、その裏側を知ることで、デジタル技術への興味関心が高まり、将来的にIT分野に進むきっかけになるかもしれません。また、インターネットやSNSとの付き合い方など、デジタルリテラシーを身につける上でも役立ちます。

5. 将来の選択肢が広がる

AI（人工知能）やIoT（モノのインターネット）といった技術がどんどん進化していくこれからの社会では、ITスキルはますます重要になります。プログラミングスキルがあれば、IT業界はもちろん、どんな分野に進むにしても、その知識や考え方が強みになります。子どものうちからプログラミングに触れておくことは、将来の可能性を大きく広げることにつながります。

このように、プログラミング学習は、単にコンピューターの操作を覚えるだけでなく、子どもたちの未来に役立つたくさんの力を育んでくれます。「難しそう」というイメージがあるかもしれませんが、子ども向けのプログラミングスクールでは、ゲームやロボットなどを使いながら、遊び感覚で楽しく学べる工夫がたくさんされているので、心配はいりません。

【プログラミングスクールを選ぶポイント】

プログラミングスクールは様々な形態のものが混在しており、それぞれ特徴があります。本記事では１７社のプログラミングスクールを挙げました。プログラミングスクールを選ぶ前に、チェックしておくべきポイントをあげます。

【はじめに】 目的をはっきりさせる

プログラミングスクールに通わせる目的をはっきりさせていると、プログラミングスクール選びが非常にやりやすくなります。

プログラミングスクールを通わせる目的は、お子さん・ご家庭で様々だと思います。

• 楽しく通える習い事をしたい
• パソコンの基本的な操作スキルを学んでほしい
• 新しいコミュニティがほしい。お友達をつくりたい
• 将来、就職に役立つような本格的なITスキルを身に着けたい

このように、ご家庭によってなぜプログラミングスクールに通うのか？一番優先すべきことはなにか？が異なります。

目的をはっきりさせて、プログラミングスクール選びをすることで、お子さんにピッタリなプログラミングスクールが見つかる可能性が上がります。

1. 学習内容・カリキュラムはどうか？

プログラミングスクールで学べる内容は様々です。

• ゲーム制作: ScratchやMinecraft（マインクラフト）などを使って、自分でゲームを作りながらプログラミングの基礎を学びます。子どもたちに大人気で、楽しく続けやすいのが魅力です。
• ロボットプログラミング: ブロックや専用キットでロボットを組み立て、プログラミングで動きを制御します。ものづくりが好きなお子さんや、理科・工学分野に進学させたいご家庭におすすめです。
• Webサイト制作・アプリ開発: より本格的なスキルを身につけたいお子さん向け。HTML、CSS、JavaScript、Pythonといった専門的な言語を学ぶコースもあります。

教室によっては、独自の教材やカリキュラムを用意しているところもあります。基礎から応用まで段階的に学べるか、子どものレベルに合わせて進めてくれるかなども確認しましょう。

2. 通学形式は？（対面 or オンライン）

プログラミングスクールには、大きく分けて「対面（通学）型」と「オンライン型」、そして「通信教育型」があります。それぞれのメリット・デメリットを理解して、ご家庭の状況に合ったものを選びましょう。

• 対面（通学）型:
  • メリット: 先生に直接質問しやすい、他の生徒と交流できる、集中しやすい環境、機材（PCやロボットキットなど）が揃っている場合がある。
  • デメリット: 送り迎えが必要、近くに教室がない場合がある、時間が固定される。
• オンライン型:
  • メリット: 送り迎えが不要、場所を選ばない（全国どこからでも受講可能）、時間の融通がききやすい、自分のペースで進めやすい。
  • デメリット: PCやインターネット環境が必要、自己管理能力が求められる、先生や他の生徒とのコミュニケーションが対面に比べると希薄になる可能性。
• 通信教育型:
  • メリット: 費用が比較的安いことが多い、好きな時間に好きな場所で取り組める。
  • デメリット: 親のサポートが必要な場合が多い、モチベーション維持が難しい場合がある、直接質問できる機会が少ない。

「下のお子さんが小さいご家庭・共働きで忙しいご家庭」の場合、オンライン型が便利。

「家だと遊んでしまい集中できないお子さん」の場合は対面型の方が集中できる。

など、ご家庭の環境や、お子さん本人の性格によって、通学形式を考える必要があります。

3. 料金体系に納得できるか？

プログラミングスクールにかかる費用は、主に以下のものがあります。

• 入会金: 最初にかかる費用です。キャンペーンなどで無料になる場合もあります。
• 月謝: 毎月かかる授業料です。スクール内でも、受講するコースや授業時間、回数によって月謝が異なります。
• 教材費: パソコンやタブレット代、ロボットキット代、テキスト代、アカウント代などが別途かかる場合があります。オンラインの場合は、ご家庭でPCやタブレットを用意する必要があることが多いです。
• その他: PCレンタル料、イベント参加費などがかかる場合もあります。

プログラミングスクールを始める際には、月謝だけでなく、初期費用や教材費も含めた総額で考えることが大切です。

プログラミングスクールは、一般的な習い事の相場よりも料金が高くなる傾向があります。「料金に対してのサービスの質は納得できるか」「長期間継続した際に払える金額か」など、気持ちよく支払いができるように料金も重要な要素として確認するべきでしょう。

4. 講師の質や教室の雰囲気は？

子どもたちが楽しく学び続けるためには、講師の先生との相性も重要です。プログラミングスキルがあるだけでなく、子どもへの教え方が上手か、子どもたちの興味を引き出すのが得意か、などをチェックしたいです。

また、教室全体の雰囲気（明るいか、子どもたちが楽しそうかなど）も大切です。気をつけなければいけないのが、「他の受講生との相性はどうか」です。自分のお子さん通う先の教室に、他のご家庭のお子さんが、どんな子たちなにか。我が子は仲良くできるのか。実際の体験を受けるまではわからないのでしっかりとチェックしていきましょう。

5. 体験授業で　お子さんとの相性をチェック！！

ほとんどのプログラミングスクールでは、無料または有料の体験授業を実施しています。入会を決める前に、必ず体験授業に参加してみましょう。

体験授業では、以下のことをしっかりチェックしましょう。

• お子さんが楽しんでいるか、興味を持っているか
• 授業の内容やレベルがお子さんに合っているか
• 先生の教え方や人柄はどうか
• 教室の雰囲気はどうか
• 料金やシステムについて、納得のいく説明が受けられたか

実際に体験することで、パンフレットやWebサイトだけでは分からないことがたくさん見えてきます。可能であれば、複数の教室の体験授業を受けて比較検討するのも良いでしょう。

これらのポイントを参考に、お子さんとご家庭に合ったプログラミングスクールを探してみてくださいね。

【ニーズごとにおすすめな小学生向けプログラミングスクール】

プログラミングスクールを、実際に選ぶとなると、たくさん教室があって迷ってしまいまう親御さんがほとんだと思います。

対面型の教室に直接通いたいなら、自宅近くの教室を探そう

全国展開しているプログラミングスクール

「都心に住んでいないが、地域の教室に通いたい」

「子どもにあった講師の先生に直接教えてほしい」

「直接、仲間と一緒にプログラミングを学習したい」

というご家庭では、まず自宅の近くにあるプログラミングスクールを探してみましょう。都心に住んでいないご家庭でも、全国展開している大手プログラミングスクールから探すことで、自宅近くの優良なプログラミングスクールに出会えます。

教室名	特徴	費用目安
QUREO（キュレオ）　⇨詳細	・全国3271教室を展開。多くの市区町村で複数の教室が見つかる ・タイピング学習・Scratchなど、初心者も始めやすい内容。	11000円〜/月　※教室によって異なる。
Artecエジソンアカデミー　⇨詳細	・全国800以上のフランチャイズ展開をしている。 ・ロボットプログラミングに関する知識・技能が身につく	10,000円前後～/月 入会金・教材費別途
ヒューマンアカデミー ジュニア こどもプログラミング教室　⇨詳細	・全国に1700以上の教室 ・「PCがはじめて」から「プログラミング言語」を習得するまでのカリキュラムをもっている。。	9,900円〜/月 教材費・ロボットキット代など別途
STAR Programming SCHOOL ⇨詳細	・全国90校以上（都市圏のイオン内に立地している店舗が多い。） ・キッズプログラミング、Scratchプログラミング、AI・情報など、ニーズに応じた	11,000円～ (コース、回数による) 初期費用・教材代・PC代など別途
STEMON ⇨詳細	・全国30都道府県に50校以上。 ・都内なら教室多くあり。 ※（都内以外は少なめ）	8,800円～/月 11,000円～初期費用
プログラミング教育 HALLO（ハロー） ⇨詳細	・オリジナル教材「プレイグラム」を使用している教室800以上。 ・ビジュアルプログラミングからPythonまで段階的に学習	・14,850円～/月 ・33,000円（入会金＋ライセンス代など）

首都圏を中心に展開している対面型プログラミングスクール

自宅が首都圏近くの場合、対面型のプログラミングスクールの選択肢はさらに広がります。首都圏に住んでいる家庭では、全国展開している教室に加えて、以下の学校も選択肢になってきます。いずれも、他のプログラミングスクールとは少し違った特徴があります。

LITALICOワンダー ⇨詳細	・障害者支援をしている企業が運営。 ・オーダーメイドカリキュラム ・3Dプリンタなど、コースが豊富 ・東京23区に多く展開。他には、横浜・大宮・津田沼など。	13,200円～/月2回 (対面) 初期費用 16,500円（入会金）教材費別途
ロッボクラブ　⇨詳細	・フィンランド式教育。 ・英語ネイティブ講師がでプログラミングを指導。 ・渋谷・経堂・新所沢・甲子園教室など。	15,800円～ (月２回コース） 初期費用10,000円（入会金）
Tech Kids School　⇨詳細	・渋谷校のみ対面の教室。 ・サイバーエージェントが運営。 ・発表、プレゼンの機会が多くある。	25,300円 (月3回) 初期費用27,500円 (入会金)
N Code Labo (エヌ コード ラボ)　⇨詳細	・新宿、秋葉原に対面の教室。 ・株式会社ドワンゴが運営。 ・ゲーム開発、Web開発、AIプログラミングなど、本格的な内容を学べる。	27,500円～ (通学コース・週1回の場合)  初期費用11,000円 (入会金)※説明会から１週間以内の入会で無料

対面型のプログラミングスクールは、教室という場で、講師の先生に直接教えてもらうことが何よりのメリットです。通う曜日や時間帯も決められているので、飽きっぽいお子さんや、自宅だと集中できないお子さんでも継続しやすいです。

一方で、教室の維持費や、講師の人件費などが当然かかるので、オンライン型のプログラミングスクールと比較して、月あたりの価格が高い傾向にあります。しっかりとお子さんとご家庭の生活リズムに合うプログラミングスクールを見つけて、授業料に見合ったメリットを享受できるようにしていきましょう。

オンライン型のスクールで学びたい

「送り迎えの時間が取れない」「自宅近くに良い教室がない」けれども、「講師に教えてほしい」「レベルの高いプログラミング学習をしたい」というご家庭にはオンライン型のプログラミングスクールを検討しましょう。

オンライン型のプログラミングスクールとは、実際の店舗に通わず、自宅のパソコンを通してプログラミングの指導をしてもらう形式のスクールになります。

オンライン型のプログラミングスクールは、「オンラインを専門でやっているプログラミングスクール」と、「対面型のプログラミングスクールが、オンライン教室も開設している」という２つのパターンがあります。

傾向として、オンライン専門のプログラミングスクールのほうが、月あたりの価格が安いです。月あたりの費用が安くなる理由は、オンライン専門の教室のほうが、「実店舗の維持費が不要である」ことが大きいのではないかと考えられます。オンライン型のプログラミングスクールを選ぶ際は、「オンライン専門かどうか」も比較ポイントとして見るとよいでしょう。

教室名	特徴	価格	オンライン専門かどうか
アンズテック ⇨詳細	・ScratchやUnityでゲームプログラミングが学べる。 ・少人数制で個別対応 ・柔軟なカリキュラム	10,000円/月２回 入会金11,000円	オンライン専門
Codeland（コードランド） ⇨詳細	・オンラインマンツーマンで手厚い指導。 （マイクラコースのみ承認数指導） ・Scratch、Python、Webサイト制作、Untiyのコースあり。	8,800円/月２回 初期費用3,300円 ※Scratchコースの場合。コースによって価格が違う。	オンライン専門
Tech Teacher Kids ⇨詳細	・マイクラ特化。 ・テキストベースの本格的なプログラミングを学ぶ。 ・おこさんのレベルに合わせた段階的なコース設定。	11,000~22,000円/月額 入会金11,000円	オンライン専門
LITALICOワンダー ⇨詳細	・お子さんひとりひとりにあったマンツーマンのオリジナル授業。 ・ロボット、ゲームがオンラインで選択可。（3Dモデリングは教室のみ）	33,000円/月４回	・対面の教室を主で展開 ・オンラインでは選べないコースがある
Tech Kids School ⇨詳細	・Scratchなどの初心者向きな学習からスタートし、段階を踏んでSwiftやC#など本格的なスキルを学べる。	20,900円/月 教材費2,200円/月	・対面の教室が渋谷校のみ展開。 ・オンライン個別ルームで自分のペースで学習。 オンライン校は小学３年生以上推奨

月々の安さ重視なら、通信教育型

お子さんをもつ家庭では、初期費用や月々の負担は、やはり気になります。プログラミングスクールは、対面型・オンライン型のどちらでも他の習い事よりも同程度、もしくはやや価格相場が高いことが多いと思います。比較的リーズナブルに始めたいなら、おすすめすべきは、通信教育型の「デジタネ」と「Z会プログラミング講座」です。

教室名	特徴	月額あたり
デジタネ　　　⇨詳細	オンライン完結型。自分のペースで学び放題なのが魅力。ゲーム、言語プログラミングなど広い分野。オンライン授業の参加は自由。	3,980円/月　（１年分一括の場合） 初期費用無し
Z会プログラミング講座　⇨詳細	Z会が運営するロボット・プログラミング教材を使用した通信教育。 自分のペースで学習可能。	4,980円/月　 初期費用無し（教材代が月額分割なので解約時は注意）

この２つの教材は、その他のプログラミングスクールとは異なり、カリキュラムに沿ってお子さん自身が学習を進めていくスタイルです。通常、プログラミングスクールに通うなら、決められた場所・時間に授業を受ける必要があります。

しかし、「Z会プログラミング教材」や「デジタネ」は、自分の好きな曜日・好きな時間に自分のペースで行うことができます。他の習い事が忙しかったり、小さい兄弟がいて送迎が難しいご家庭でも、プログラミングを学習することができます。

また、「デジタネ」「Z会プログラミング講座」は、対面型・オンライン型のプログラミングスクールと比較して、月額あたり5,000円以上安いです。通信教育型は、教室の家賃や講師の先生の人件費がかからない分、月謝が安くなっています。

まとめると、「自分で学習する時間・量を決められる」「月々の支払いが安い」ということが通信教育型の最大の特徴になります。

デジタネやZ会のような通信教育型の教材のデメリットは、安い分、「わからないときにすぐに質問できない」「学習の時間、学習の量などの自己管理をご家庭でする必要がある」という点があります。

通信型教材を選択する際は、「わからないことがあるときに、お子さん自身が試行錯誤したり、検索して調べることができる。（もしくは親がサポートして調べる）」「ご家庭で、学習する時間や学習量を管理することができる」ことが重要です。また、自宅学習なので当然ながら、ご家庭で学習用のパソコンやネット環境の準備をする必要があります。

もし、「学習しながら質問したい」「定期的にしっかり集中させたい」ということであれば、前述したオンライン型のプログラミングスクールをおすすめします。

【小学生が通えるプログラミングスクールの個別解説】

ここからは、今回ピックアップしたプログラミングスクール１７社について、それぞれの特徴やおすすめポイントをもう少し詳しくまとめています。

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1. LITALICOワンダー (リタリコワンダー)

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2. STEMON (ステモン)

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3. QUREO (キュレオ) プログラミング教室

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4. デジタネ (旧 D-SCHOOL)

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5. Crefus (クレファス)

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6. アンズテック (Anz-Tech)

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7. Z会プログラミング講座

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8. Codeland (コードランド) by PROKIDS

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9. Tech Kids School (テックキッズスクール)

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10. STAR Programming SCHOOL

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11. ヒューマンアカデミー ジュニア こどもプログラミング教室

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12. プログラミング教育 HALLO（ハロー）

13. Tech Teacher Kids （テックティーチャーキッズ）

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14. CodeCampKIDS (コードキャンプキッズ)

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15. ロッボクラブ

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16. N Code Labo (エヌ コード ラボ)

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17. アーテックエジソンアカデミー

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※料金やコース内容は変更される可能性があります。必ず各スクールの公式サイトで最新情報をご確認の上、体験授業などにご参加ください。

【子供向けのプログラミングスクールに入会する前に注意点】

お子さんにぴったりの教室が見つかり、いざ入会！となる前に、いくつか確認しておきたい注意点があります。

1. ２校以上の体験授業に参加する

できれば２校以上で体験授業に参加することをおすすめします。

まず、ほとんどのプログラミングスクールでは、入会の前に体験授業に参加できます。入会金、教材費、契約の仕方などは教室によって当然異なります。

プログラミングスクールは入会金・教材費などで初期支出が大きいので、入会するからにはなるべく長く続けてほしいと思うのが親の気持ちだと思います。

お子さんが長くプログラミングスクールを続けることは、お子さん自身が「楽しい！」「もっとやりたい！」と思えるかどうかに左右されます。体験授業では、実際の授業の雰囲気を肌で感じ、先生との相性も確認できます。

オンラインの場合も同様で、自宅のパソコンや環境で、先生とのコミュニケーションの取りやすさなどをチェックしましょう。疑問点は遠慮せずに質問し、納得した上で入会を決めましょう。

2. 子どもの意思を尊重する

親御さんが「良さそう！」と思っても、お子さん自身が乗り気でなければ、続けるのは難しいかもしれません。体験授業での子どもの反応をよく観察し、「どうだった？」「面白かった？」と感想を聞いてみましょう。「やりたい！」という気持ちを大切にしてあげてください。

3. 契約内容・規約をよく確認する

入会金、月謝、教材費の総額はもちろん、支払い方法、退会・休会時の手続きや条件（違約金の有無など）、振替授業のルールなどを、入会前にしっかりと確認しましょう。書面で契約内容をもらい、不明な点は必ず質問して解消しておくことが大切です。

4. 無理なく続けられるか検討する？

料金面だけでなく、通学時間（対面の場合）や、他の習い事との兼ね合い、宿題の有無なども考慮して、無理なく続けられるかどうかを考えましょう。特に低学年のお子さんの場合、最初は楽しくても、だんだん負担に感じてしまうこともあります。スモールステップで始められるか、相談できる環境かも確認できると安心です。

5. ゴールを高く設定しすぎない

プログラミング学習は、すぐに目に見える成果が出るものではありません。「将来役立つ力を身につける」「考えることを楽しむ」といった、長い目で見た成長を期待しましょう。「すぐにゲームを作れるようになるはず」「大会で入賞させたい」など、最初からゴールを高く設定しすぎると、親子ともにプレッシャーを感じてしまうかもしれません。まずは「楽しむこと」を第一に考えましょう。

まとめ

今回は、小学生のお子さんにおすすめのプログラミングスクール17選と、その選び方について詳しくご紹介しました。

プログラミング学習は、単にコンピューターに詳しくなるだけでなく、論理的思考力や問題解決能力、創造力といった、これからの時代に不可欠な力を育む素晴らしい機会です。

たくさんのプログラミングスクールがありますが、大切なのはお子さんが楽しく続けられることです。

ぜひ体験授業に参加して、お子さんと一緒に「ここだ！」と思える教室を見つけてくださいね。

この記事が、お子さんの未来の可能性を広げるプログラミング学習の第一歩を踏み出すきっかけとなれば、とても嬉しいです。最後までお読みいただき、ありがとうございました！